野菜としては世界で初めて、「ちしゃとう」が抗アレルギーの特許を取ったとのことで調べてみました。
抗アレルギーということは、毎年悩まされている花粉症対策や、ハウスダストなどのアレルギー性鼻炎の緩和、アトピー対策などに効果があるということでしょうか。
いろいろなアレルギーがあると、最悪一年中毎日抗アレルギー薬を飲まなくてはなりません。
病院に薬をもらいに行くのも大変ですし、毎日薬を飲むというのもどうなのでしょう。
お酒を飲めなくなるし、運転もできない。
「眠くならないタイプの薬を飲めば?」と言われますが、眠くならないタイプの薬は効きにくい人もいます。
ちなみに、私の場合は、一部の薬に副作用症状が出てしまうため、薬は極力飲みたくないのです。
アレルギーマーチ、なんとかならない?
何かしらのアレルギーがある人は、いろいろなアレルギーを発症する可能性があります。
これをアレルギーマーチと言います。名前はかわいいのですが、あまり嬉しくない言葉ですね。
まずは、東京のデータでは、2人に1人が発症していると言われる「花粉症」。
花粉症と思っていたのに、血液検査をしてみたら、スギ、ヒノキ、ハウスダスト、ダニ、動物とさまざまなアレルギーが見つかったということもよくある話です。

あとは喘息にアトピー、金属アレルギーとカラーリングする人は、ジアミンのアレルギーもあります。
特に、食べ物のアレルギーはお子さんたちには給食と言うハードルがあるので辛いですね。
これらのアレルギーがすべて消えてなくなれば、と思います。
と思ってしまいます。
世界初!「ちしゃとう」という野菜が抗アレルギー作用で特許を取った!

ある新聞にこのような記事がありました。
「日中で抗アレルギー剤特許、国産チシャトウ好調」(健康産業新聞 2017.1.31)
ちしゃとうは抗アレルギーの特許を取得していたようです。
さっそく調べてみると、
「ちしゃとう」は野菜で初めて、「抗アレルギー作用」が実証されて、日本の企業と北京大学の医師とで日本と中国で特許を取得したとのことでした。「特許番号 特許第5906872号(P5906872)
ちしゃとうという野菜には、他の野菜よりも、カリウム、ヨウ素、ビタミン、βカロチンなどが多く含まれ、十分野菜としては栄養価が高いのですが、もっとすごいのが、ケルセチン・ルテオリン配糖体やカフェ酸などが含まれていて、これらに抗アレルギー作用があるのです。
これは花粉症対策にいいのでは?
カフェ酸ってコーヒーに含まれるあれです。
あ!そういえば経験があります。
コーヒーを飲むと鼻水が止まるなぁと思っていました。
あれは気のせいではなかったのですね。
スーパーベジタブル「ちしゃとう」
最近、スーパーなんとかという言葉が流行っています。
スーパー銭湯、スーパーホテル、スーパーフード・・・
ちしゃとうはスーパーベジタブルと呼ばれているようですが、これは本物ですね。
安全性に関する臨床実験を行った順天堂大学によれば、ちしゃとうは抗アレルギーだけではなく、肝機能改善、血糖値抑制、体脂肪率減少、総コレステロール減少・・・とさまざまな効果が認められたようです。
ですから、薬を飲みすぎて肝機能が弱ってしまった方などにもいいですね。
そもそも、野菜ですから、副作用などはあるはずもありません。
毎回、同じ結論に至るのですが、その「ちしゃとう」がなかなか手に入りません。
主に、高級料亭などで扱われる食材なのですが、お正月頃になると1株8,000~10,000円もするそうですよ!これでは、とてもとても買えません。
そんなに高く売れるなら、むしろ自分で育てて売りたいくらいです。
「ちしゃとうの素」は群馬の農場で栽培されたちしゃとう100%の無農薬・無添加フード
そこで見つけたのがこれ。「ちしゃとうの素」
前にもご紹介しましたが「ちしゃとうの素」であれば、なかなか手に入らないちしゃとうという野菜を探しに行く苦労をせずに済みます。
実際、すぐに効いてくれるので助かっています。
参考:「ちしゃとう」がアレルギー性鼻炎に15分で効いた!花粉症対策にいいかも!?
この商品は群馬県の農場で取れたちしゃとうを、そのままパウダーにしているようです。
ちしゃとうというのは不思議な野菜で、茎を折ると「ラクチュコピコリン」という白っぽい液体が出てきますが、これには苦み成分が含まれているため、害虫がつきにくいことから無農薬で栽培できるのだそうです。
なんと、この成分、花粉症対策だけではなくて、リラックス効果があり、不眠症の方にもいいとのことです。
身近なところでは、この「ラクチュコピコリン」はサニーレタスやチコリなどの少し苦みのあるレタス類にも含まれているようです。