2018年10月1日のウェザーニュース社(本社:千葉県美浜区)によると、2019年の花粉の飛散は昨年の1.69〜6.83倍という、「大飛散」となる恐れがあるとのとのことです。

2018年の夏、梅雨明けが例年になく早く、晴れた日がとても多く、しかも、40度を超える日も何度かあった猛暑でしたね。
猛暑の翌年は花粉がたくさん飛ぶとは聞いていましたが、まさかこれほどとは・・・。
さあ、どうしましょう。
また、あの、毎日顔がむくんで、くしゃみや鼻水、目の充血に悩まされる数か月を送ることになると思うと、気が重くなってきます。
まずは、状況を調べてみます。
ウェザーニュース社の資料を引用しますと、2019年の花粉飛散の地域ごとの予想はこんな感じです。
全体的にはこんな感じです(紅葉MAPかと思うほど赤や黄色が多いです)

2019年各地の花粉飛散状況予測
北海道:平年並み

東北北部:平年並みとは言え、2018年の4~8倍増

東北南部:6年ぶりの大飛散の恐れ

関東:6年ぶりの大飛散の恐れ

北陸・長野:6年ぶりの大飛散の恐れ

東海・山梨: 6年ぶりの大飛散の恐れ

近畿:6年ぶりの大飛散の恐れ

山陰:6年ぶりの大飛散の恐れ

山陽:2018の5倍予想!?

四国:平年並みではあるが、2018年の2~4倍予想

九州北部:平年よりやや多く、2018年の3倍の地域も

九州南部:平年並み、2018年の2~3倍に

みなさまのお住まいの地域はいかがでしょうか?
私は関東地方に住んでいますが、「6年ぶりの大飛散」地域です。
ずっと薬を飲み続けないとだめなの?
耳鼻咽喉科で働く友人に聞いたところ、花粉症を緩和するには、花粉シーズンより数週間前にアレルギーのお薬を服用しているほうがいいそうです。
そして、花粉シーズンが終わる、4月後半ごろまで飲み続けるという事です。
とは言っても、これもまた、大変なんことです。
なぜかと言うと、耳鼻咽喉科は混む!ひたすら混む。
花粉シーズンともなると、長いときは1時間半待ちということもめずらしくありません。
平日、仕事がある方は、1時間半も待っていられませんし、薬は2週間分しか処方してくれないので、何度も足を運ぶ必要があります。
花粉シーズン薬を飲み続けると困ること
人によって薬の効き目は異なります。
これはあくまで私の場合ですが、薬を飲み続けて困ることがこんなにあります。
☑眠くならない薬は効かない
☑眠くなる薬は最初の3時間くらいはよく聞くが長持ちしない
☑眠くなる薬は、仕事中ぼーっとしてしまう。
☑接待などでお酒を飲む機会が多いのに薬を飲むとお酒が飲めない
☑運転する機会が多いのに、眠くなる薬を飲むと運転ができない
☑1日1回飲む薬は24時間聞かず最後の6時間は薬が切れてしまう。
☑薬のせいとは限りませんが、ずっと薬を飲み続けた後、血液検査をすると肝臓の数値が上がっている
薬以外の対策
もちろん、マスクやうがい、顔を洗う、外に洗濯物を干さないとうい当たり前のことは実行すると仮定して、その他の対策と私の使用経験についていくつか挙げておきます。
<対策方法>
- 花粉をブロックするクリームやスプレー
- 鼻炎スプレー
- 健康食品やサプリメント
- 食事療法
<経験の結果>
・花粉をブロックするクリームやスプレー
「花粉鼻でブロック」などの花粉対策クリームやスプレーは、マスクが必要ないと宣伝されていますが、これはどのくらい効果が長持ちするのでしょう?
私が使用してみたところ、まったく効果がありませんでした。
これは、たとえばお風呂上りなど、体がまったく花粉に侵されていない時に使用しないと効果がないと思うのです。
例えば、朝、出かける前に使ったとして、一日効果が続くのか?いったん外出してしまったら、体のどこかに花粉がついてしまい、その上から上塗りしても意味がないのではないか?などの疑問も残ります。
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鼻炎スプレー
鼻炎スプレーは鼻詰まりや鼻水に効果があるはずなのですが、スプレーすると薬液がたれてきますから、鼻をかみたくなります。
で、鼻をかんでしまうと効果がなくなる。
その繰り返しなのですね。
我慢して鼻をかまなくても、あまり効果がなかったのですが。
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健康食品やサプリメント
有名なところでは、カルピスの「アレルケア」があります。
私の場合、花粉だけではなく、ハウスダストによる鼻炎や金属アレルギー、パーマアレルギー(アトピー体質?)などもあるので、アレルケアを試してみました。
効果が出るまで2か月以上とありましたが、実際即効性はありませんでした。
結果的には悪くはないけれど、すごくよいわけでもないという感じです。
最悪の事態は避けられた、というイメージでしょうか。
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食事療法
薬を飲まずに食事療法で、となると劇的な効果は見込めないかと思っていましたが、調べてみました。
腸の調子を良くして免疫機能UP!
アレルギーを緩和するためには、免疫機能を整えることが大切です。
そのためには腸の調子をよくすることが重要なのです。
■乳酸菌系の食べ物
腸と言えば思い浮かぶのが、善玉菌です。
乳酸菌系のサプリがアレルギーに効果があることでわかるように、善玉菌を含む乳酸菌入りのドリンクやヨーグルトは花粉症の症状を緩和しま
す。
■善玉菌を増やすのに効果的な食材
善玉菌はオリゴ糖や食物繊維を好みます。
ですから、ごぼうなどの根菜類、きなこやバナナなどを摂るといいようです。
■インスタント食品やジャンクフードは控えめに
食品添加物がたくさん含まれる食品は、亜鉛の吸収を阻害します。
亜鉛が不足すると免疫機能を著しく低下させてしまい、活性酸素が増加してしまいます。
なるべく、加工食品などの添加物を避けた食事を心がけることが大切です。
抗アレルギー効果が期待できる野菜たち!
■レンコン
粘り気の正体であるムチンは免疫機能、粘膜を強化する働きがあります。
■ケール
スーパーベジタブルと言われているケールには、糖脂質やフラボノール配糖体が含まれ、花粉症やアトピー性皮膚炎の緩和が期待されています。
味に癖があるので、常食することは簡単ではないので、青汁などに含まれて販売されています。
■ブロッコリー、ブロッコリースプラウト
ブロッコリー、特にブロッコリーの赤ちゃんであるブロッコリースプラウトに含まれるスルフォラファンがIgE生産を抑制し、抗アレルギー作用があると言われています。
■ちしゃとう
スーパーベジタブルと言われているちしゃとうは、ビタミン、βカロチン、カリウムなどを豊富に含む栄養価の高い野菜です。

そして、さらに、ポリフェノールの一種であるケルセチン、ルテオリン、カフェ酸、クロロゲン酸などが含まれることにより、花粉症や、鼻炎、アトピー性皮膚炎などに効果があると言われています。
岡山大学の研究の結果、ちしゃとうに世界で初めて抗アレルギーが実証され、特許を取得。
アレルギー緩和をする野菜はキャベツ、ブロッコリーなど他にもありますが、明確な効果が実証されたのは初めての事です。
私は、ちしゃとうをパウダーにした商品を食事に取り入れています。
この商品はいくつかのショップで売られていますが、Yosimoショップさんで購入しました。