日ごろ、花粉症やアレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎で病院に行くと、抗ヒスタミン剤やステロイド剤が処方されます。
こうした薬は、副作用はともかく即効性があるので、手っ取り早くとりあえずの症状緩和に役立ちます。
ところが、ネット上に書かれていた
あるドクターの手紙を読んで「やはり・・」と思ったのです。
あるドクターの手紙
それは、
同大医学部付属病院の関谷剛先生から、アリゾナ大学医学校、統合医療プログラム部長(西欧医学と代替医療を統合する統合医療の第一人者のアンドルー・ワイル先生への手紙の中にありました。

関谷先生の質問の大枠は「アレルギーは治療できるでしょうか?」というものでした。
関谷先生はアレルギー専門のドクターではあるものの、医療だけでは不十分と感じ、医療以外の改善方法を模索していました。
食生活改善
ドクターワイルによれば、アレルギーの改善には、まず食生活を改善することだと言います。
乳製品を除くこと。
これは、乳製品にアレルギーがあるなしにかかわらずです。
そして、高たんぱく質は避け、低たんぱくの食材を使う事も重要です。
抗ヒスタミン剤、ステロイド剤は使わない
抗ヒスタミン剤は、脳の活動を妨げ、眠気や抑うつを引き起こすため、使わないほうがいい。
そうした副作用が出ない場合でも、アレルギーを治すわけではなく抑制しているだけであり、その結果免疫の過剰反応が強化されてしまうとのことです。
ステロイド剤は、アレルギーを抑圧するだけで、温存してしまうとのことなのです。
脱感作療法の注射は痛いだけで、リスクを伴い(アレルギーショックで最悪、命の危険も)ますが、それほど効果が高くないようです。
アレルギーには「ケルセチン」がいい

ドクターが勧めるのは自然の薬とも言える「ケルセチン」でした。
ケルセチンはヒスタミンを放出する幕を安定させるとのことです。
ケルセチンを花粉が始まる数週間前に飲みはじめると効果的とのことです。
ケルセチンは錠剤でも販売されているようです。
出典:ソココト https://www.sotokoto.net/jp/shokan/?id=1
ケルセチンを多く含むもの
ケルセチンはポリフェノールの一種です。
ケルセチンを多く含む食べ物は下記のようなものがあります。
ちしゃとう
たまねぎ(特に皮)
レタス
りんご
お茶
ぶどう
クランベリー
ブロッコリー
サニーレタス
モロヘイヤ
ケルセチンの効能
ケルセチンは抗アレルギー作用の他、抗酸化作用、血糖値低下、抗炎症作用、抗動脈硬化作用、脳血管疾患の予防、抗腫瘍効果、降圧作用、強い血管弛緩作用、などがあります。
これらの作用から、ガン、動脈硬化、高血圧、老化、糖尿病、関節炎などに効果があると考えられます。
その他、メタボ、ダイエットにも効果があると言われてします。