季節の変わり目になると咳が止まらなくなると感じる方はいませんか?

気温が変わることに体がついていけなくて・・・と考えて、体調不良や風邪と思って、ビタミン剤や風邪薬を飲んでいるという人をたまに見かけます。
あるいは病院で抗生剤や咳止め、痰を切る薬をもらってみるものの、一向に治らないということはないでしょうか。
その咳、喘息では?
そもそも、風邪を引いたのであれば、抗生剤では効かないのですが、どういうわけか日本では風邪の場合一般的に抗生剤が処方されます。
患者である私たちが、何かしらの薬を処方されないと満足しないから、みたいですね。
それを飲んで治ったとすれば、それは気のせいで、おそらく飲まなくても治る風邪だったのでしょう。
さて、風邪薬や抗生剤などでは一向に治らない咳が長引くことがあります。
それは、喘息である可能性もあるのです。
特に咳が出たら止まらないタイプの喘息は「咳喘息」と言われています。
春と秋に喘息?
喘息であれば、一年中を通して症状がでるはず。
でも、春と秋ってどういうこと?
と思われるでしょう。
実は、「花粉」に反応して喘息が起こることがあるのです。
ですから、春や秋の花粉症の季節になると咳が出る場合は、咳喘息の可能性があります。
咳だけではなく、鼻水なども一緒に出る場合があります。
喘息の発作は主に夜中に発症することも多いようです。
これは、交感神経や副交感神経の関連もあり、また、眠る時は枕や布団などにとても近い位置にいますから、そうしたものに付着した、花粉やハウスダスト、ダニなどが影響することもあるようです。
実際は、花粉の大きさは気管支に入るには大きすぎるので、反応しているのは花粉そのものではなく、「オービクル」というとても小さい微粒子が反応しているようです。
耳鼻科ではなく内科

鼻水やのどの痛み、咳などの症状が出ると、耳鼻科に行く人も多いかと思います。
しかし、喘息の可能性がある場合は、内科に行ってください。
そして、長引く咳の他の原因が、咳喘息なのか、マイコプラズマ肺炎、百日咳などではないかどうかも診断してもらう必要があります。
もし、花粉に反応する喘息であった場合、花粉の時期は2か月くらいありますから、ずっと薬を飲んでいなくてはなりません。
アレルギーの薬は長期間飲んでも差し支えないのですが、薬は肝臓に負担をかける場合がありますから、できることなら飲まないに越したことはないのです。
特に、肝機能の数値が高めの方はなおさらです。
抗アレルギー野菜を薬と併用
さて、薬を減らしていくには、薬なしでも喘息を押さえる方法を見つけなくてはなりません。
実は、数年前にある野菜の「抗アレルギー作用」が実証されました。
それは「ちしゃとう(茎レタス)」という野菜なのです。
最近はその抗アレルギー作用が実証されたこともあり、スーパーベジタブル/機能性野菜として、大きな話題となりメディアにも多数登場しました。

中国原産の野菜で、日本では中国料理や料亭などで使われていますが、一般家庭にはあまり普及していません。
この野菜が、群馬県藤岡市の農場で栽培されています。
そして、そこで穫れた「ちしゃとう」100%をパウダーに加工した商品(ちしゃとうの素)が売られています。
ちしゃとうの抗アレルギー作用が実証されたことは、特許を取ったこともあり、メディアにも多く登場して、話題になっています。
「ちしゃとう」は主に I型アレルギー(IgEが関わっているアレルギー:花粉症、アレルギー性鼻炎、喘息、アトピーなど)に効果があると言われています。
「ちしゃとうの素」は食品、そして、野菜100%ですから、副作用などはありません。

花粉症、アレルギー性鼻炎、喘息、アトピーなどの症状を緩和するようですから、薬と併用してご利用になりとよろしいかもしれません。